2023年7月19日(米国2023年7月18日発表)- インテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミ(onsemi、本社 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq: ON)と革新的で持続可能なモビリティソリューションを提供する大手自動車部品サプライヤであるボルグワーナー(NYSE: BWA)は、両社がシリコンカーバイド(SiC)に関する戦略的協業を拡大して、ライフタイムバリューで総額10億ドルを超える契約に合意したことを発表しました。ボルグワーナーは、オンセミのEliteSiC 1200Vおよび750Vパワーデバイスを同社のVIPERパワーモジュールに統合する計画です。EliteSiCデバイスは、両社の長年にわたる戦略的関係の一部であるオンセミ製品の幅広いポートフォリオに加わります。
オンセミは、EVトラクション市場で要求される高い品質、信頼性、および供給保証の基準を維持しながら、高性能のEliteSiC技術を提供します。オンセミのパワー半導体製品の設計、開発、製造における数十年の経験は、量産車載アプリケーションでの採用を成功に導きます。
ボルグワーナーのバイスプレジデントで、パワードライブシステムズの社長兼ジェネラルマネージャのステファン・デメール(Stefan Demmerle)氏は、次のように述べています。「何よりもまず、オンセミはエンドツーエンドのサプライチェーン全体で、SiC製造能力の増強に継続的かつ戦略的に投資を行っています。これにより、当社は現在と将来にわたる需要増加に対応できる、という確信を持つことができます」
ボルグワーナーのSiCトラクションインバータはすでに、EV向けの他のオプションよりもコンパクトなパッケージで、より高い効率、優れた冷却性能、急速な充電速度を提供しています。ボルグワーナーのソリューションは、EliteSiC技術を使用することで、高い電力密度と効率を達成し、それによってEVの航続距離を延長し、総合的な性能の向上を実現します。
オンセミでエグゼクティブ・バイスプレジデント兼パワーソリューションズ・グループのジェネラルマネージャを務めるサイモン・キートン(Simon Keeton)は、次のように述べています。「EliteSiC技術をトラクションインバータに統合することで、MPGe(ガソリン1ガロン当たり走行マイル数)を向上させることができ、EV普及の主な障壁の1つである航続距離への不安を軽減できます。オンセミのチップからシステムレベルまでのサポートと豊富な実績により、ボルグワーナーに速いペースで業界をリードするSiCベースソリューションを提供して、同社の市場投入要件をサポートすることができます」
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